メダロット9にしか存在しない技「ガードプラント」は、ガードに入ってくれるプラントを自陣に設置してくれる優秀な行動です。
どんな威力の攻撃も1回は代わりに受けてくれる上、威力の低い攻撃では破壊されない可能性があります。
つまり2回の攻撃を無駄にできるわけです
ね。
そういう点では過去にあった「たんぱつクリア」や「回避プロミス」より強力ではありますが、当然弱点もあります。
今回はそんなガードプラントについてあれこれ書いていきます。
・ガードプラントのスペック
メダロット9のガードプラントはライザ2の左腕「ユニシャベル2」のみです。
つまり、女性型の左腕限定の行動のため、他の行動との兼ね合いで採用しづらいことが多々あります。
とはいえ同じ女性型しかけるの頭部「ティーンカ」および「ロードラン」のディスターバンスと相性が良く、これらを両方装備して攻撃と補助を両方妨害する支援機として採用されることも多いです。
その場合脚部はトラップバスター持ちの「スパリムレイヤー」やしかけるプラス持ちの「バターミット」と良く組まれます。
次に装甲ですが、80と低く設定されています。
とはいえ技の効果とメダリア「ど根性」、ディフェンスパーツセレクトといったシステムも相まり簡単に失うことは少ないです。
スタイルやメダリアで装甲を上げるのも無しではないですが、それよりはアシストスタイルで回転数を上げた方が結果として被弾数は減るかと思います。
速度に関して、充填は高めで冷却は普通です。
相手の攻撃前に設置することを前提に調整されています。
毎ターン相手の攻撃を1発防ぐことでロボトルのテンポを抑えることができるので、対戦の主導権を握りやすくなります。
・ガードプラントの使い方
これは単純です。とりあえず設置するだけでOK。
それだけでメダロットに攻撃が届きにくくなります。
初心者でも簡単に扱えるので、ぜひ採用してほしいパーツです。
注意点としてはプラントなので、他のプラントを使用すると上書きされてしまう点です。
リペアプラント、シュートドローン、ファイトドローンなど有用なプラントはいくつかあるので、それらを採用するときはおとなしく普通のガードパーツを採用しましょう。
・ガードプラントの弱点(とその対策)
①ステルス
ステルスは相手のガードをすり抜ける効果があります。
そのためガードプラントもインタラプトガードに入れません。
対策としては、相手がステルスを使った後にレーダーサイトを使うことでステルスをかき消すことができます。
また、ステルスを使った後の攻撃がねらいうちだったり、こちらの回避が高い時はコンシールで避けるのも対策になります。
②ピンホールS
こちらもガードをすり抜ける効果。ただしねらいうち限定で50%の確率です。
ねらいうちなのでコンシールで対策可能。
更にガードを重ねることで、ガード1つにつき50%判定なのでガードプラントもあるとこちらに攻撃が届く確率は25%です。
③フランキング
ガードプラントの天敵。相手はガードプラントが憎くてフランキングを装備してきます。
フランキングの効果は、格闘攻撃時にガード機の機動が自身の機動の1/2以下だった時にガードを無効化するというものです。
ガードプラントは起動が0扱いなので、確定でガードに入れません。
特に相性が悪いのが速攻陣形CF。3機ともフランキングで1撃必殺を繰り出してくるのでどうしようもない時が多数。
速攻陣形CFでない場合はフランキング装備機体は多くても2機だと思うので、残りの1機の攻撃を防ぐために役に立ちます。
フランキングをみたい時はガープラ無しで対応できるようにしよう。
④メダフォース
タイラントやガンスリンガーはもちろん、一斉射撃やカラタケワリでもガープラ機は瀕死になります。
対策はメダフォースを撃たせないこと。リチャージやチャージドレイン(できればフランキング持ち)を採用したり、停止や変動で相手の妨害をして発動を遅らせよう。
メダフォース構築の時、相手のリーダー効果はリーダーチャージの可能性が高いので速攻陣形で一気に攻めるのもあり。
どんな構築でもガードプラントは腐りにくいです。
⑤コンボ、CF
ガードプラントは1個しか置けないため、コンボやCFの1発目で破壊し2発目でメダロットに攻撃を通そうとしてくる場合もあります。
食らう攻撃を1発減らせるだけで充分仕事をしていますが、機動がそこそこ高ければコンシールを使うことで2発目も避けて無効化できる可能性が高まります。
3機で1機を集中狙いされると4~6発くらい狙われる可能性があるので、相手が攻撃特化の時はガードプラントと一緒にガードの採用もあり。
⑥ディスターバンス
補助行動なのでディスターバンスで無効化されます。
対策方法はトラップバスター。大体はガードプラント機に装備させると思いますが、味方で破壊してガードプラント機は別の脚部を採用するのもアリです。
⑦勇み足
リーダー効果の勇み足は最初の補助行動を無効化します。
ガードプラントは速度が速いので無効化されやすいです。
どうしてもガードプラントを貼りたい時は、ガードプラントより速い補助行動を採用するようにしましょう。調整するのが難しいですが。
・おすすめのガードプラントの組み合わせ
ガードプラントは単品でも強いですが、他の行動と組み合わせると更に強くなります。
上の弱点とその対策の内容と重なるところもありますが、書き記していきます。
①ガードプラント×レーダーサイト
→ステルスを無効化できる。
②ガードプラント×コンシール
→機動が高ければ攻撃を2回無効化できる。ピンホールS対策。
③ガードプラント×ガード
→ガードが切れている時間をガードプラントが守ってくれる。
④ガードプラント×プラントアップ
→初手から装甲300のガードプラントを設置できる。2手で3回攻撃を防げればアド。
④ガードプラント×ガードプラント
→ガードプラントの装甲を増して破壊されないようにしたり、設置されていない時間を短くできる。
・ガードプラントを相手にする時に注意すること
まず大事なのが「1発で破壊できるようにする」ことです。
威力の低い攻撃だと100ダメージが出ず、1回の攻撃で2手防がれてしまいます。
トルネードなどは停止ループもあり速度を重視したいところですが、攻撃パーツがそれ1つの時はメダリアで威力を強化することをお勧めします。
ちなみに100ダメージ出るようにしたからといって対策したとは言えないところがあります。
その理由はガードプラントの設置の速さです。
こちらの攻撃時には相手はすでに冷却に入っているため、ターンを重ねるごとに相手の方が行動回数が多くなります。
そのうちこちらの攻撃の前にガードプラントを装甲150に強化できるようになり破壊できず、相手は好きな行動をとれる1ターンの優位が取れます。
この話はあくまで机上論で、実際には味方との連携で対処出来たりもしますが、考え方だけは理解していただけると記事を書いた甲斐があります。
同じように遅めの攻撃であれば、150や200ダメージを出せるようにしておけば相手の2手3手を1手で対処できるようになるので、ガードプラントにいくつのダメージが出るのかは把握しておくと良いです。
ちなみにガードプラントへのダメージを検証するときは、インターネット対戦もしくはローカル対戦で、苦手地形で試すことをお勧めします。
インターネット対戦やローカル対戦でないとメダリアのスキルレベル上限+33より多かった時に誤差に繋がります。
地形は脚部の性能が下がるので、与えるダメージに差が出ます。
ダメージの計算式は詳しくはわかりませんが、大体威力×2+射撃or格闘(地形相性-6込み)=110とか105あればガープラを破壊できると思います。
ともかく実際に試してみてください。それでは。