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週1で更新したい。

【メダロット9】メジャーな戦略紹介②【対戦考察】

メダロット9における主な戦略の紹介その2。

 

・リバース耐久

・速攻陣形CF

・ねらいうちパワーライフル

・リーダーチャージメダフォース

・メダチェンジ(ソニックスタッグ)

・症状コントロール

・回避構築(突撃陣形など)

・孤軍奮闘

 

前回は上から4つを紹介しました。

 

今回は下の4つを書き綴っていきます。

 

 

・メダチェンジ(ソニックスタッグ)

 

メダチェンジは対応機体が全パーツ未破壊の状態でCGが20以上あると実行できる変形可能です。

変形後のステータスは高めに設定されており、装甲が一体化するためパーツ破壊という概念がないのが特徴です。

デメリットとしては行動のたびにCGを10消費すること、変形中はメダフォースが使用できないこと、一体化した装甲は頭パーツ扱いのため攻撃を喰らうとリーダー判定が入ることスタティックやロックラッシャーで大打撃を受けることなどが挙げられます。

 

先に書いた通りメダチェンジにはCGが必要なのでおすすめのリーダー効果はCG-20やリーダーチャージ。

CG-20はリーダーのCGが20溜まった状態でスタートします。即変形するとリーダーバレをする点は考慮しておきましょう。偽装として更にチャージしてCGが40になってから変形するのもアリです。まあ大体メダチェンジ機体がリーダーだと思われていますが。

リーダーチャージは初手でこそ変形できませんが、CG不足による変形解除を起こしにくいのが特徴です。また、グロザムティーガやアークビートルDのようにCGが威力に直結する技を持っている場合はこちらをおすすめします。

 

メダリアはど根性とMC効率がほぼ必須。

ど根性は変形前のパーツ破壊を防いでくれるほか、メダチェンジでも発動するのでロックラッシャーも1発は装甲1で耐えられます。

MC効率は行動時のCG消費を10から5に下げてくれます。リーダーチャージ以外のリーダー効果を採用している時は必ず装備しましょう。ないと秒で変形が強制解除されます。

 

 

戦術名に(ソニックスタッグ)と書きましたが、これはソニックスタッグがメダチェンジ機体の中でも群を抜いて強いからです。

まず変形のしやすさ。CG-20を使わなくてもステルス→チャージで安定してCGを溜められます。

次に変形後のスペックです。メダチェンジは装甲が一体化するのでパーツ破壊で起こる機能の低下とは無縁になります。

そのくせ機動が素で87と並のメダロット以上の値を叩き出しています。

技に関してはドライブABCすべてソードという一見地味なものですが、基礎スペックが高いのはもちろん全てにサブスキルがついています。

機動が威力に乗り全パーツにダメージを与えるがむしゃら(更に特性アサルト持ち)、ミラー含め飛行に強いアンチエア、苦手な水辺に引き込まれても逆に有利になるアンチシーと隙がありません。

サブスキルを使わなくてもガードプラントやコンシール解除のためにコンボとして使えるのでソード×3が異様に万能です。

一言で言うと硬い、避ける、高火力!ってことですね。

 

ソニックスタッグと同じくらいシィアンロンも強いと思います。

こちらは変形後は飛行型になって機動が上がるほか、無限回使えるデスロック、ダメージ回復のリペアを持っているため攻めにも守りにも対応できる機体になってます。デスロックとファイアに連撃属性があるのもいいところ。

 

基本的に機動が高いメダチェンジ機体はかなり扱いやすいと思います。他には

ガルトマーン

ジ・エッジ

アークビートルD

ノエル

ブラックスタッグ

ヤタクロウ

辺りが機動が高めですね。

機動が低い機体だとティレルビートルが装甲と火力が高くて中々強いと思います。

メダチェンジに興味のある方は上の機体から選んでみることをおすすめします。

 

対策は一番簡単なのがロックラッシャー。メダチェンジ後なら一撃で機能停止まで追い込みます。

スタティックでも装甲を1/4にできるのですが、メダチェンジ対策だけのために採用するのは枠を圧迫するので他の用途も見出したいところです。

あとはCGを枯らすのも有効です。CG20で変形後、ハンターやスナイパーなら2回攻撃を防ぐだけで変形を解除させることができます。

逆にガードプラントを置くと破壊されてCGが溜まってしまうので注意。

アシストなら1ターンの消費が3に減り長時間変形を維持できますが、CGが増えていかないのでいずれ変形解除します。

これらは相手がリーダーチャージの時は効果がないです。

3つ目の対策は変形前にパーツを破壊することです。1パーツでも欠けてしまえば変形を阻止することができます。相手が回復パーツを装備している時はレストアよりもリペア率が高いので、1パーツ破壊した時点で勝負が着く時があります。CG-20の時は速攻陣形でないと難しいと思います。

 

初心者向けのソニックスタッグ構築の動画があるので良かったら参考にしてください。

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・症状コントロール

主に格闘攻撃による症状技で相手を妨害する構築です。様々なスタイルがあるのでメジャーなものを紹介します。

まずは停止ループです。メダロット9ではサンダー、フリーズ、トルネードが別々の症状扱いのため、これらを交互に当てると延々と停止し続けます。これを利用し、1体ないし2体で相手の1体を固め続けることができます。

1体で行うときはかなりの速度特化が必要です。アシストスタイル、オールラウンダーもしくはコンテニュアルP辺りで補いましょう。

 

シュートドローンを使って停止ループを行う方法もあります。これは単純にシュートドローンを置いて速い機体で停止技を連打するだけです。

1回でも停止にできれば、CFの確定必中のおかげでドローン→停止→ドローン→停止→ドローン……と一生嵌め続けられます。

ドローンを破壊されると決まらないのでこちらは終盤に輝くコンボです。

 

停止症状は相手を回避不能にするので、他の症状と組み合わされることもあります。

例えばねらいうちトルネードなどで相手を停止状態にし、ホールドやデスロックを当てることで常に回避不能にさせることができます。

単純にがむしゃらと組み合わせることで強力な一撃を叩き込めるのも停止症状の強み。

間違いなく一番強い症状。

 

次に束縛症状について解説します。相手を回避不能にするホールドと防御不能にするウェーブ、両方の効果を併せ持つデスロックがあります。デスロックは強力なため頭部のみの行動です。束縛症状は相手の速度を遅くできるのも強み。

 

ホールドは回避不能を付与するためにもまず当てることが重要です。簡単なのがCFミサイルと合わせることですね。

あとはレーダーサイトやハンタースタイル、ウェポンマスターと合わせることで命中率自体を上げるのも有効です。

回避不能を付与した後は特性スタンバイを使って確定クリティカルを狙うのも面白いと思います。

女性型はスティドリアードの両腕が装甲が200もあり耐久力という意味でも採用されることが多いです。

 

ウェーブは防御ができなくなるので相手のガードを封じるのに有効です。ガード100を超えるのは難しいとして、ガード60には無効化されないようにしたいので機動や威力を上げてがむしゃらで突破できるようにしておきましょう。

シュリンプアームががむしゃら持ち、装甲高めと使い勝手がいいです。威力はやや低めです。

女性型だとクチバッテーが優秀。

 

ホールドとウェーブを当てることで回避と防御を封じられるため、デスロック同様確定クリティカルになります。これら2つを組み合わせたり、戦車や脚部が壊れているメダロットにウェーブ症状を付与してクリティカルを狙いに行くのがいいと思います。

また、ホールド症状が付いているメダロットの両腕(防御可能パーツ)を破壊しても確定クリティカルです。

 

停止と束縛に隠れがちですが、変動症状もかなり強い症状です。

相手が充填中に当てると行動を失敗させてくれるかなり優秀な効果。充填が高めに、反面冷却が低めに設定されています。チャージ中に当てるとチャージが中断してしまうのでその点は注意。

メダロット9は初手の妨害がかなり有効になる場面があるので、基本的に速度を優先したいところです。命中率も気になりますが、基本的には相手の中で機動が低い機体を狙って妨害していくとあまり気になりません。トラップバスターやスーパーアーマー、ウェポンマスターなど強力な特性は総じて機動が低いので、素で使ってもある程度の命中が確保されています。

 

大体は上記の症状が使われます。

それも単品ではなく、停止、束縛、変動が混合で採用されてることが多いですね。そうすることで相手が各種症状無効メダリアを装備していても対応することができます。

そもそも症状が多い格闘は命中率の確保が大事になってくるのでホールドと相性がいいです。遅くしたり足を止めることができれば変動で簡単に相手の行動を失敗させることができます。

 

対抗策としては上に記載した各種症状無効のメダリアです。特に採用されるのは停止無効、防御機体に束縛無効が多いイメージです。しかし、同じEメダリアにど根性があるため大体はこちらが採用されます。

次にぼうがいクリアです。これは味方単体の症状をクリアし、1回予防効果を付けるというものです。おすすめは停止無効メダリアと合わせること。停止状態になってぼうがいクリアを使えないということを防げます。

ただこれにも弱点があって、相手が対策でエフェクトクリアを装備していることがあります。エフェクトクリアはプラス症状が付いているほど食らうダメージが増えるため、ぼうがいクリアの天敵です。ぼうがいクリアとレーダーサイトが付与されているだけで威力3倍になるため、サンカタリナのがむしゃらエフェクトクリアを受けるだけで全パーツ破壊されかねないダメージを負います。

あとはやはり命中不安なところがあるのでコンシールなどで回避を生かしながら戦うのがいいと思います。ねらいうち停止攻撃を無効化できるのもポイントです。

ガードプラントはフランキング主体には無意味ですが、CFミサイルや射撃の停止パーツを持っている相手には有効です。

 

停止ループとデスロックで相手を拘束する構築を前に使ったので動画リンクを貼っておきます。

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・回避構築

メダロット9は8と比べ回避優位の調整がされています。その回避を特化させて相手の攻撃を全て避けよう!というコンセプトです。

回避構築と言っても使用する脚部によって内容はかなり変わります。単純に回避率を上げたいのであれば飛行型脚部の採用がおすすめです。

回避力は落ちるものの、機動が高いと相手のガードをすり抜けることのできる可能性があるフランキング特化させることもあります。その場合ケンダーマを採用することになると思うので地形は平地がおすすめです。

機動を上げる関係上、がむしゃらの威力がかなり高くなるので格闘と組み合わせるのがおすすめです。威力150超えの攻撃なら並のガード100なら突き破れる可能性があります。先に記載した症状コントロールと組み合わせるのもとても相性がいいです。

 

リーダー効果で機動を上げられるものは3つあります。

1つ目が突撃陣形。機動+10、攻撃パーツの充填+10の代わりに被ダメージが110%になります。がむしゃら使えって言っているようなリーダー効果ですね。

2つ目は攪乱戦術。こちらは回避率を+10%します。機動が上がるわけではないのでがむしゃらの威力は上がりません。突撃陣形の方が採用優先度は高いですね。ラピスの初期リーダー効果で採用はしやすいです。被ダメージが変わらないことにメリットを見出せるのであれば採用はアリだと思います。

3つ目は地形相性修正。これは地形相性がいい時は数値上昇を2倍に、悪い時は±0にしてくれます。対地制御と合わせることで突撃陣形よりもやや機動が高くなるほか、苦手な地形でも対応できるのが強みですが、対地制御を定期的に使用しないといけないので行動や枠を圧迫します。

 

スタイルはほぼスピードスタイル一択。もしくはリーダーはスピード、僚機はハンターなどにして命中率を確保するのもいいと思います。

 

コンシールを使えばほぼ確実に回避率100%を叩き出せます。男性型の右腕パーツのネンブーツは装甲が260もあり、攻撃を受けなければならない時の盾としても優秀なので迷ったら採用しましょう。

 

対策としては必中攻撃を使いましょう。特に突撃陣形は速攻陣形と相性が悪いため、速攻陣形CFに当たったらかなり厳しい戦いを強いられます。

CFミサイルからのホールドも回避できなくなるため有効です。ただしぼうがいクリアを持っている場合は解除されるため注意です。機動が高いためエフェクトクリアも当てるのが難しいです。その代わり機動が低いトラップバスターの採用率は低いため、ディスターバンスで防ぐのもありです。

必中といったらメダフォースも忘れてはいけません。強力なタイラントはもちろん、カラタケワリやいっせいしゃげきでも大打撃になります。

飛行型を採用している場合にはアンチエアが有効です。普段使いで持ち込むことは稀ですが、トランスパーツの枠が余っていればセットしておくといざという時に役に立ちます。エルサイズやシャーフーの両腕がおすすめです。

 

突撃陣形フランキング構築の参考動画を貼っておきます。

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・孤軍奮闘

僚機を2機とも機能停止させ、引き替えに装甲以外の全ステータスを+10するリーダー効果を生かした構築。ロマン

性能アップも100%採用されます。これにより装甲以外の全ステータス+20。

多少の準備時間が必要なことと、整えば高火力を押し付けることができるので、やや耐久寄りの環境で輝く構築だと思います。

 

リーダーはステルスを使い相手からの攻撃を凌ぎます。孤軍奮闘を発動させた時に満身創痍だと巻き返せないですしね。

攻撃パーツはビームソードがおすすめです。孤軍奮闘が発動すれば貫通も付与しやすいですし、何より威力が+20されたあと特性の3倍補正が入るため、実際には威力が+60されます。(威力60×2+格闘20=140の与ダメージアップ)

 

僚機には頭をガードにした機体やフルチャージの機体、装甲が10の頭部パーツであるアンマスクを装備した機体を用意し機能停止しやすい環境を作っておきます。

相手が倒してくれなくてもメダリアのオーバーヒートのデメリットでそのうち退場できる算段になっているわけです。

頭ガード機を採用する時は相手が倒してくれないことがあるので、孤軍奮闘無しでも構築が成り立つようにしておきましょう(ガード機にレーダーサイト、もう1機に性能アップを持たせてビームソードが貫通するようにするなど)。

あとは好みでぼうがいクリアや攻撃パーツ、防御パーツ辺りから選んで組めば完成です。

 

対策としてはまず孤軍奮闘が発動しないよう立ち回ることが挙げられます。

孤軍奮闘さえ発動しなければまだ手が付けられる性能なため、3vs2の状況を作って優位にロボトルを進めていきましょう。

それか序盤に3vs1の状況を作れれば相手はまだ準備が整っていないため、こちらも優位にロボトルを進められます。あえて速攻を狙うのもありです。

パーツで対策するなら腕パーツのレーダーサイトがお勧めです。

リーダーは狙われないようにステルスでターゲットから外れてきますが、回数無制限の腕レーダーサイトなら全てのステルスを無効化できます。

あとは相手がリーダー1機になったあとなら停止症状を当てることで停止ループに入れることができます。

ステルスがあるのでねらいうちも当てづらいですが、素撃ちでも当たらないわけではないので根気で当てましょう。

 

孤軍奮闘はべるくすさんの対戦動画が一番熱いので、興味がある方はこちらの動画を見てください。

メダロット9の色々な対戦動画の中でも1、2を争うほど面白い対戦内容です。

youtu.be

 

まとめ

大まかに説明しましたが、これ以外にも強い戦略はあると思います。

 

メダロット9の大体の戦法に言えることですが、真っ向から立ち向かおうとすると返り討ちに遭います。

いかにまともに相手にしないかが勝利のポイントですね。 

 

パーツバランスが取れカスタマイズ性抜群のゲームなので、どんどん独自の構築を組んでいきましょう。