みんな大好きメダリア集めでお世話になる包囲戦術を対戦でも生かしていこうというテーマ。
リーダー効果「包囲戦術」
キング系統もしくは楕円メダリアのリーダー効果。
相手より機体数が多い時にとダメージを120%にする効果です。
つまりロボトル開始時点ではなんの効果も発揮されないということで、ここが使いにくさに繋がっているように思えます。
こういうリーダー効果は
①発動しなくても勝てる構築
②発動するための手段を確保している構築
いずれかか両方が必要になります。
①に関しては例えば勇み足ディスター+ねらいうち構築なんかがそうで、相手が補助行動を使ってこなければ勇み足は発動しませんがねらいうちで制圧することができます。
一の太刀なんかも保険として使われることが多く、苦手な速攻陣形への対策や変形までの時間の確保のために採用されるので発動しなかったらそれはそれで問題ないです。
包囲戦術においては発動条件が難しく、その割にリターンが少ないように感じます。(効果自体は強いとは思いますが)
こちらから自発的に発動を狙いにいかないといけませんが、それまで一切リーダー効果の恩恵がないのがそれを難しくしています。
せめて同数110%、数的優位で130%とかなら面白いことが色々できそうなんですけどね。
リーダー効果を発揮させるために
要は数的優位を取ればいいわけで、方法は基本的に2通りだと思います。
・火力による即効制圧
速攻陣形CFのようにCFで初手から1機を落としに行きます。
ただしあちらは速攻陣形があるから対応できる幅が広いのであって、こちらは基本的にガードを許すので大体決まりません。
なのでガードが解けるタイミングを見計らうなどして仕掛ける必要があります。
パワーライフルも制圧力があります。
2発で装甲の低い1機を倒してから、更に威力の高くなった攻撃で2機目以降を狙い撃ちます。
これが一番リーダー効果の恩恵が分かりやすいかも。
アシストのデスアームでも安定して200ダメ前後出るようになるのは魅力的。
ただし相手の構築によってはオーバーパワーになってあんまり意味がないことも。
あとは症状格闘で攻め立てるのも有効ですが、こちらは命中率の確保が課題です。
リーダー効果が発動した場合、威力が高く症状で妨害もできるという単純に強い攻撃を繰り出せるようになるので、上手く決まったら中々癖になりそうです。
・耐久による長期戦
こちらがやられないようにするのも一つの手です。
そのうち相手は消耗してくるので、倒せるタイミングが来たら倒しましょう。
ただしガチガチの耐久をやる場合、密集陣形や活性力場などの他のリーダー効果を採用した方が強くなります。
守りの構築に攻めのリーダー効果なのでそりゃそうよって感じではあるのですが……。
なので耐久構築のいいところを取っていきましょう。
それはリバースです。
もしこちらが数的不利をとっても、リバースで取り返すことができます。
また、お互いに機能停止機体がいる中でリバースを使えばリーダー効果を発動させることができます。
今のところ包囲戦術と一番相性が良さそうなパーツに見えますね。
女性型の腕リバースが第一候補に上がりますが、男性型の方が装甲が高くなるのでニカフもいいと思います。
その場合回数が2回しかないため、回数アップのメダリアと組み合わせるなど工夫が必要です。
リーダー効果を発揮させたら
ここまで課題尽くしでしたが、真の課題はここからです。
それは効果を発動させて何をしたいかです。
本当は一番最初に考えることですが、この効果を生かしたいという思いを優先したため順番が歪になってしまいました。
遅くなりましたが何ができるか考えていきましょう。
まずは耐久構築との打ち合いに強くなれる点です。
火力が求められるのは装甲が高い相手ですし、発動すればパワーライフルなどの制圧力が更に増します。
が、相手がリバース持ちだとリーダー効果が発揮できないので耐久に強いと言えないのが辛いところ。
次にガード60や100を超えやすくなる点です。
特にガード100は整えればヘヴィでも威力を上げていないブレイクハンマーくらいなら無効化してきます。
120%になれば流石に上回ることができるので、この使い方はアリ寄り。
あとは検証してないので分かりませんが、プラントにも効果を発揮するなら威力の低い攻撃でもガードプラントを破壊できるようになれば有用です。
その他どんな攻撃であっても、パーツ破壊(機能停止)までの確定数を変化させることができれば意味があると言えるでしょう。
包囲戦術は、唯一まともにダメージを増やすことができるリーダー効果です。
他には突撃陣形(機動+10なのでがむしゃら時威力+10)、地形相性修正(格闘と射撃アップ)、CG-20(チャージバスターやゴーストなどの威力アップ)といった特殊なものばかりで、もうちょっと発動条件が緩ければ使われるのに……という思いが止まりません。