らとのーと

週1で更新したい。

【メダロット9】地形相性修正と対地制御について【対戦知識】

最近流行りの地形相性修正について、何が強力なのかおさらいしていきます。

 

・地形相性修正

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長方形メダリアのリーダー効果で、脚部の地形相性を強化してくれます。

具体的に言うと、地形相性が☆4の上昇値を2倍、☆2の減少値を±0にしてくれます。戦車など☆3は±0から変更がないので、そのまま使うとほぼ恩恵がないです。

 

脚部相性が☆4だと、地形ごとの上昇値がそのまま脚部のステータスにプラスされます。

サイバーだとどの脚部でも数値が+4されるので、地形相性修正だと2倍の+8されるというわけですね。

 

つまり単にリーダー効果だけで恩恵を得ようと思うと、サイバーでは差し引き機動・射撃・格闘がそれぞれ+4されるだけの効果です。

正直微妙……と思った方が大多数だと思いますが、この効果を最大限に受けるために必要なパーツが対地制御です。

 

・対地制御

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脚部の地形相性を改善する、頭部パーツ限定の行動です。ついでにヘヴィリミットを3にします。

地形相性の改善とは、どの地形であっても得られる上昇値が+8まで上がります。

これが強力で、地形相性修正と組み合わせると+16されます。

 

組み合わせることにより得られる恩恵は差し引き機動・射撃・格闘がそれぞれ+12となります。

簡単な比較としてリーダー効果の突撃陣形を挙げますと、あちらは機動+10・攻撃パーツ充填+10、被ダメージ110%となっており、突撃陣形よりも機動上昇値が高くなります。

その他のメリットやデメリットは一長一短で使用用途が違うものの、射撃や格闘が与える影響はかなり大きいため対地制御さえ焚ければ総合的な強さは地形相性修正の方が上だと思っています。

 

そしてこのリーダー効果を最大限に生かすにはもう一つコツがあります。

 

・相手の苦手な地形を選択する。

先ほどまではサイバーを前提に話していましたが、なにも相手に有利な地形で戦う必要はありません。

雪原や水辺など、苦手なメダロットが多い地形を選択することで、このリーダー効果は最大限の効果を発揮します。

 

例えば数の多い二脚や車両を雪原に引っ張り込めたときは、こちら側が全性能+16・相手側は-6とその差が22もの差になります。

単純に脚部の機動・射撃・格闘の差が22もある……と言ったらそろそろこれはまずいのでは?と思っていただけたのではないでしょうか。

 

・脚部のステータスが上昇するとどうなるのか。

地形が雪原、こちら側が地形相性修正+対地制御(+16)、相手側が苦手地形(-6)という状況でお話していきます。

※下記以外にも恩恵はあると思いますが現状分かっているもののみ記載します。

 

まず回避率についてです。

相手の攻撃を避ける為には「回避力」を上げる必要があります。

機動は数値1に付き回避力1、射撃と格闘は相手の攻撃に応じておおよそ1/2が回避力となります。

つまり、機動16+射撃(格闘)16/2=回避力+24%

実際には相手の射撃(格闘)低下により命中力が落ちているので、回避率はもうちょっと上がります。

 

次に「攻撃力」です。

これは詳しい計算式はもうちょっと調べる必要がありそうですが、分かりやすくクリティカルダメージの話をするとどうやら射撃(格闘)の数値がそのまま攻撃力に乗っているようです。

つまり射撃(格闘)16=ダメージ+16

 

今回一番注目されているのはこれから説明する「命中力」です。

命中力とは成功だけでなく、射撃(格闘)やスキルレベルを考慮したこちらの攻撃を相手に当てる力です。

どうやらこの命中力、成功を上げるよりも射撃(格闘)を上げた方が上昇値が高いようで、成功は1/4、射撃(格闘)は1/2が命中力に加算されます。

 

命中力は1で1%当たりやすくなるので、

射撃(格闘)16/2=命中力+8%

スタイルのハンターやスナイパー、後述するウェポンマスターで攻撃の命中率が激増します。

こちらも相手が苦手な地形だった場合、回避力が落ちるのでもう少し当たりやすくなります。

 

その他にも防御力の上昇、充填冷却の上昇など多くの影響があり、それぞれが微々たるものであってもメダロット9では無視できない差となって現れるのがこの脚部数値です。

 

シナジーのあるパーツ

①ウェポンマスター

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最近騒がれているのはコレですね。

攻撃時に脚部数値の射撃と格闘のうち、使わない方の1/2を使う方に加算する特性を持っています。

 

メダル相性+得意脚部のレッドハーレーでサイバーだと射撃54格闘47なので、攻撃時のステータスは

射撃77

格闘74

となります。

 

すでに十分高いのですが、これに地形相性修正と対地制御を合わせることで素の数値が射撃66格闘59となるので攻撃時は

射撃95

格闘92

まで上がります。バケモノです。

 

普通に組むと脚部の射撃(格闘)は高くても60なので、命中率に換算すると15%も上ってことになりますね。

素でレーダーサイトがかかってるって考えるとヤバさが分かります。

 

もちろんレーダーサイトと合わせてもいいですし、スタイルのハンターやアシスト、シュートブーストやファイトブーストにメダリアの射撃(格闘+++)で更に底上げができます。

 

デスロックなどの当たれば強力なパーツを当てにできるようになるのが戦術的な強みかなと思います。

 

②ヴィジランス

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自分より機動が低い相手からはクリティカルを受けなくなるという強力な特性のため、所持しているパーツはみんな機動が低めです。

地形相性修正と組み合わせることで、機動を意識していないメダロットからのクリティカルを全カットできるようになります。

機動と防御力を両立できるほか、後述するフィールドリペアという地形相性修正とシナジーが強い回復行動もあるため、耐久寄りの構築を組むときに優秀です。

 

③フィールドリペア

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地形相性によって回復量が変化する……のだが、だいたいの地形で全パーツ10回復、サイバーでも30しか回復しないため使い道の薄いパーツかと思っている方もいるかもしれません。このパーツの使い方は地形相性修正+対地制御に組み合わせることです。

 

地形との相性値を+16にすることで全パーツ90回復する強パーツに変化します。

対地制御が切れると回復量が激減するので脚部数値の変化などを見て管理する必要があります。

 

計算式はこんな感じ

回復量=地形相性×5+10(最低10)

 

サイバーでは地形相性修正あり対地制御なしだと50回復、意外な使い道では森林で二脚に使わせると70回復することですね。その場合地形じゃんけんに勝つ必要あり。